仰るとおり

アラウンドサーティ、わたしと彼女とあのひとと

ごあいさつ

2018年10月3日。

わたしは27歳になった。

 

これからの数年間、世間からは「アラサー」という単語で一括りにされ、差し障りのない会話の中で独り身でいることをひっそりと哀れまれ、わたしはそんなことにはまるで気付いていないかのような表情でへらへらと笑って過ごすのだ。

 

いま独り身であることなど、気にしてはいない。

 

時々すごく不安になることはあれど、きっと同じ気持ちの女性は星の数ほどいるわけで、だからこそ「アラサー」などというジャパニーズ特有の略語で括られているだけ。

 

苦しむ必要はないのだ。

 

 

 

 

 

 

こんなふうに感傷に浸って無理やり冷静になろうとする自分を俯瞰して白目を剥いているのがわたくし、長谷川なちでございます。

 

ふわふわと夢見がちに生きてきた結果、27歳になったいまも薄給の編集アシスタント(アルバイト)を生業としてどうにかこうにか生き永らえています。

 

 

楽に生きてはいけないとはわかっているつもりです。

 

それでも色々なことが困難なのは、女に生まれたせいなのか、自分の努力が足りないせいなのか。

 

後者!まちがいなく後者~!

 

わかっているんですよ、努力が足りないし言い訳しがち、飽きっぽい性格ですぐに諦めがち。

これってどうにかならないもんですかね?な~んて自分の中の誰かさんに他力本願。

 

 

編集やりてえ!などと言い出してうっかり出版社にアルバイトとして潜り込めたことはここ数年で良かったことのひとつでした。

編集とか、ライティングとか、やっぱりそっちの仕事がしたいなと改めて確信したし、なんとなく業界のこともみえてきた頃、次のステップに進みたいと思うようになりました。

 

ギリギリ若くて動けるいま、ぬるま湯に浸かっているだけではいけないのだろうな~と思いながら転職サイトを徘徊するだけの数ヶ月。

 

 

 

結局なにも進める勇気のないわたしは、そのフラストレーションを解消するため文章を書いています。

 

 

 

 

 

 

 

この1年、カウンセリングを受けていました。

 

長谷川なちという人間を改めて見つめなおし、いろいろな葛藤もありました。

 

そしていま、自分のなけなしの(それでいてばか高い)プライドと戦いながらも生活に潤いを取り戻しはじめています。

 

そんなわたしの人生に欠かせない友人の話を、いつかひとつの作品にしたいと思っています。

 

そのためのこんな能書きが必要だったのかどうかはさておき、意気揚々とこのブログをはじめたことにまずは乾杯!

 

Cheers!

 

 

 

 

 

はせがわ