仰るとおり

アラウンドサーティ、わたしと彼女とあのひとと

八方美人とよばれても

お久しぶりでございます。 まったく、ブログを書くたびにこの台詞を言う毎日とは終わりにしたいものだ。 2019年下半期突入。 はせがわ、noteをはじめるの巻。 note、はじめました。|長谷川なち @hsgwdc|note(ノート)https://note.mu/hasegawanachi/n/nfd…

May 15 死ぬほどの勇気はない

久々のブログを更新し、元レズビアンの友人(以下彼女)と嵐のようなラインをした夜は更け、爽やかな朝が訪れた。 昨日のどんよりとした寝起きとは裏腹に、体は軽く、メイクの乗りも大変よい。このあと駅で見送った満員電車に映る自分の顔の眉毛が描かれてい…

R1 改元のはなし

令和元年。 このパソコンで「令和」という文字を変換するのに少々手こずって早速苛ついたが、そんなことはまあどうでもよろしい。 平成初期生まれの長谷川にしてみれば改元というイベントは初体験なのだが、果たしてマスコミが大騒ぎするようなイベントなの…

May 14 こんなものである。

怠慢が怠慢を呼び、何ヶ月も放置していたブログを書きはじめる。 なにか新しいことを始めるたびに意気揚々とお互い頑張る宣言をする元レズビアンの友人(以下彼女)はどうしているだろうかと考えながら、昼前にのそのそと起き上がった。 ここ1ヶ月、転職活動…

この街と整骨院とあのひととわたしのはなし ②

2019年1月30日 目が覚めたとき、既に時刻は15時半を回っていた。 毎朝8時過ぎに起床し、9時には電車に乗って出勤しているはずなのだが、今朝はどうにもこうにも起き上がれなかった。 もともと片頭痛持ちの長谷川は、数ヶ月に一度こんなことになる。 アラ…

この街と整骨院とあのひととわたしのはなし ①

2019年1月5日土曜日の午後3時。 はせがわの住む小さなアパートのひとつ向こうの通りは、アーケードのない開けた商店街。 年末から元日にかけてはまるで人通りがなかったのに、2日ごろから商店街は活気を取り戻し始め、いまわたしがいるドトールにいるの…

セックスに満足できないノンケのわたしと、性に奔放なレズビアンの「彼女」のはなし③

高校生だったはせがわと「彼女」の朝はとても早く、7時半をまわるころにはふたりとも登校していました。 わたしたちが通っていた高校は県内最大の工業高校で、機械科、土木科、電気科、情報技術科、化学工学科、建築科、デザイン科の7科がありました。 わ…

セックスに満足できないノンケのわたしと、性に奔放なレズビアンの「彼女」のはなし②

昨日の記事で話した「彼女」とのことは、いわゆる序章です。 hasegawanachi.hatenablog.com 白い薔薇の淵まで (集英社文庫) 作者: 中山可穂 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/12/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 『白い薔薇の淵まで…

セックスに満足できないノンケのわたしと、性に奔放なレズビアンの「彼女」のはなし①

あけましておめでとうございます。 新年一発目にふさわしい内容かどうかわかりませんが、これから友人の話をします。 長谷川なち、友人は少ないほうです。 幸いなことに人見知りではないため、誰とでもそつなくやんわり仲良くすることができます。 それでも…

彼女は娘より自分のほうがかわいいと言った

”優しくされると すぐに舞い上がって しまうのは かまわれずに 育った子の運命” ー『金魚妻』黒澤R(集英社)より引用 こんなモノローグを読んで猛烈に頷いた長谷川です、こんばんは。 さて、わたくしはカウンセリングに通っていると申しましたね。 このブロ…

ごあいさつ

2018年10月3日。 わたしは27歳になった。 これからの数年間、世間からは「アラサー」という単語で一括りにされ、差し障りのない会話の中で独り身でいることをひっそりと哀れまれ、わたしはそんなことにはまるで気付いていないかのような表情でへらへらと笑っ…