仰るとおり

アラウンドサーティ、わたしと彼女とあのひとと

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

この街と整骨院とあのひととわたしのはなし ②

2019年1月30日 目が覚めたとき、既に時刻は15時半を回っていた。 毎朝8時過ぎに起床し、9時には電車に乗って出勤しているはずなのだが、今朝はどうにもこうにも起き上がれなかった。 もともと片頭痛持ちの長谷川は、数ヶ月に一度こんなことになる。 アラ…

この街と整骨院とあのひととわたしのはなし ①

2019年1月5日土曜日の午後3時。 はせがわの住む小さなアパートのひとつ向こうの通りは、アーケードのない開けた商店街。 年末から元日にかけてはまるで人通りがなかったのに、2日ごろから商店街は活気を取り戻し始め、いまわたしがいるドトールにいるの…

セックスに満足できないノンケのわたしと、性に奔放なレズビアンの「彼女」のはなし③

高校生だったはせがわと「彼女」の朝はとても早く、7時半をまわるころにはふたりとも登校していました。 わたしたちが通っていた高校は県内最大の工業高校で、機械科、土木科、電気科、情報技術科、化学工学科、建築科、デザイン科の7科がありました。 わ…

セックスに満足できないノンケのわたしと、性に奔放なレズビアンの「彼女」のはなし②

昨日の記事で話した「彼女」とのことは、いわゆる序章です。 hasegawanachi.hatenablog.com 白い薔薇の淵まで (集英社文庫) 作者: 中山可穂 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/12/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 『白い薔薇の淵まで…

セックスに満足できないノンケのわたしと、性に奔放なレズビアンの「彼女」のはなし①

あけましておめでとうございます。 新年一発目にふさわしい内容かどうかわかりませんが、これから友人の話をします。 長谷川なち、友人は少ないほうです。 幸いなことに人見知りではないため、誰とでもそつなくやんわり仲良くすることができます。 それでも…